パネリードX、Sは中大規模木造建築物でも使用されるようになったCLT接合にも
対応できるよう開発されています。
また高い初期剛性を活かし金物の代わりとして強度を実現することが出来ます。
どのようなものか詳しく見ていきましょう。
A:床-床接合
[A-1]面材スプライン接合
使用ビス:ネダノット、パネリードS
[A-2]CLT突き付け+ビス交差斜めうち接合
使用ビス:パネリードX
B:壁-壁接合
[B-1]直行壁接合(ビス垂直打ち)
使用ビス:パネリードX
[B-2]直行壁接合(ビス斜め打ち)
使用ビス:パネリードX
C:その他接合部(CLT+集成材)
[C-1]CLT-集成材接合(繊維方向直行剪断)
使用ビス:パネリードS、パネリードX
[C-2] CLT-集成材接合(繊維方向剪断)
使用ビス:パネリードS
[C-3] CLT-集成材接合(引張)
使用ビス:パネリードX
中大規模木造建築物での接合は、特注品の製作金物による接合が少なくありません。
製作金物1台の金額もさることながら使用数量自体も多くなりますので、
パネリードの留め方や使用本数を工夫することにより、
コストを抑えることが期待されます。
また既製品の金物を使用する場合に比べ設計の自由度が高まります。
(パネリードXフルスレッド(全ネジ)3本で羽子板金物と同等)
2月からはさらに使いやすく小分けパックも発売されます。
※羽子板ボルト代用PXは集成材に加えて製材でも評定を取得しました。
以前ご紹介しましたパネリードⅡ⁺
https://www.jutec-mokuzouhijuutaku.com/blog/4017/
の小分けパックが発売されます。合せてご検討ください。