Monthly Archives: 9月 2020

【事例紹介】ベースセッターとトラスを使用した増築倉庫

今回は都内狭小地で建設された倉庫の紹介です!

 

まずは物件概要から

用途:倉庫の増築

規模:30坪平屋

建築地:東京都

屋根梁スパン9,100mmと通常の大梁でも屋根組み可能でしたが、

現場も狭く搬入困難にて現場内で地組が出来る様にトラスを採用しました。

トラスはタツミ様のP3プラスを使用してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また倉庫という事で内部の壁が無い形にて

BXカネシン様のベースセッター(下図の柱脚金物)を使用し壁を確保しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2社の金物メーカーをコラボして、

用途・建築場所・規模にマッチした構造検討をさせていただいた案件となります。

 

お困りごと等あれば、ジューテック木構造チームまでお問い合わせください。

【お問い合わせ】

木構造チーム TEL:03-5408-5055

【事業申請書】提出締切

9月25日発表 全木連より

過剰木材在庫利用緊急対策事業についての内容です。

 

先日、全木連より過剰木材在庫利用緊急対策事業の

事業申請提出の締め切りが発表されました。

 

予定されていた期限(10月30日)より早まり

9月25日(金)の締め切りとなりましたので

ご確認宜しくお願い致します。

 

 

【お問い合わせ】

(一社)全国木材組合連合会HP

https://mokuzai-zaiko.jp/news/index.php

TEL:03-6550-8540

FAX:03-6550-8541

新入社員日記③

新入社員の鏑木です。

 

新入社員日記①、②同様に私も、建設現場での研修を行っています。

 

先日の研修の際にひとつ疑問に思ったことがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、梁と野縁の写真です。

大工さんが野縁を取り付けているところを見ていたのですが、

梁と野縁を直接取り付けず、吊るしているのはなぜなのだろうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑吊ってあります

 

話を聞くと、野縁を梁を直接取り付けず、吊るすことで音の振動が分散され、

2階から伝わる音を和らげていることがわかりました。

 

 

また、地盤改良の現場の見学配筋検査を行いました。

 

地盤改良

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄の杭を約40本打っていきます。

今回は約4mまで打っていたのですが、4mは浅い方であると聞き驚きました。

地盤が固く様々な方向から何度も回転させながら打っていました。

目の前での杭打ちはとても迫力のあるものでした。

鉄ではなく丸太の杭を打つこともあると聞き、機会があれば見てみたいと思いました。

 

 

配筋検査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配筋には様々な基準があり、その基準を満たしているかの検査を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・鉄筋の下に配置してあるブロックの大きさ

・地面から鉄筋までの高さ

・鉄筋の間隔

・鉄筋を繋ぐ際に鉄筋同士を重ねる長さ

 

など他にも様々な検査を行い、大変貴重な経験になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【事例紹介】1つの建物内に複数のトラスを採用!

今回は3種類の違ったトラスが採用された事例を紹介させていただきます。

〇〇〇ホール

用途:集会所

規模:200坪(平屋建て)

建築地:埼玉県

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この部屋は天井高を高く取りたい!

この部屋は「木材」を見せたい!

この部屋は「木材」を隠したい!

 

様々なご要望にお応えすべく、複数の形状のトラスで「木造」の良さを実現させた事例です。

「簡単なようで難しく、難しいようで簡単」

木造は奥が深いですね!

 

お困りごと等あれば、ジューテック木構造チームまでお問い合わせください。

 

【お問い合わせ】

木構造チーム TEL:03-5408-5055

木質構造材は火事でも問題ない?

木材は火事の際に燃えやすいイメージですが、

弊社取扱いのBP材(杉角材の集成材)は

石膏ボード等の被覆なしでも準耐火構造が可能です。

先日実施した燃焼試験を合格しました。

 

下記写真はBP材を実際に燃やした試験です。

まずBP材を燃焼室の中に入れます。

柱想定のため長さ方向に圧力をかけます。

燃焼時間は75分。温度を1,000℃まで上げます。

燃焼後に試験材の燃え残りがどれだけあるか、

またどれだけ圧縮されるかを検証します。

 

 

1.試験前 BP材 3,300㎜×450㎜×450㎜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.BP材の下方向から606.3kN(60,630kgの荷重)の圧力をかけます。

長さ3,300㎜の1%以内(33㎜以内の)縮みであれば合格です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.試験開始です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.燃焼中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.1,000℃で75分燃焼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.結果、長さ方向の収縮は1.2㎜のため合格です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.燃焼終了 燃焼室をクールダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.取り出し

表面が炭化しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.試験材断面

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.燃えしろを測定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11.燃えしろ測定(拡大)

表面から燃えた箇所まで70㎜のため合格です。

合格基準は燃えしろが85㎜以内です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記試験結果から準耐火での構造材利用が可能です。

BP材に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

 

株式会社ジューテック 市場開発部 木構造チーム

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目3番2号

TEL:(03)5408-5055

FAX:(03)3433-1390

 

【商品紹介】パネリードⅡ⁺新活用法ご紹介

今回は住実カタログにも掲載のパネリードⅡ⁺の新しい使い方のご紹介です。

 

 

 

 

 

既に外張り断熱工法壁施工時屋根施工時に皆さん使用されていると思いますが、

この度、高い強度を生かし「木製火打の留め付け」での使用が可能になりました!

 

 

木製火打の留め付けに使用することにより、木製火打を現しで使用の際、

意匠性がよくなるとともに、加工も楽になります!

 

非住宅物件の木造化が進み、みせる木造火打ち梁が多くなっている昨今、

そのような場でのパネリードⅡ⁺の活用が益々広まっていくものと思われます。

 

 

使用する火打ち材、横架材とも樹種についての縛りはありません!

以下の2パターンでの施工が可能となっています。

 

①火打ち側から横架材側へ  (横架材105,120幅 P6X135Ⅱ⁺使用)

 

②横架材から火打ち側へ

(横架材105幅 P6X135Ⅱ⁺使用, 120幅 P6X150Ⅱ⁺使用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是非、皆さんも『見せる火打ち』で活用してみてはいかがでしょうか?

 

本内容で運用する際には、シネジック㈱発行の「評価書」「評価書 別紙」

が必要となります。

施工資料に関してはこちらから入手お願いします。 https://kensetsu.ipros.jp/catalog/detail/526637?hub=60+4175239

 

    

【お問い合わせ】

住実カタログサイト:https://www.jutec.jp/business/product/jujitsu.html

※パネリードⅡ⁺は、P58掲載

木構造チーム  TEL   :03-5408-5055

 

                                   

 

非住宅建築フェア2020のお知らせ

来週開催の住宅・非住宅フェアをお知らせいたします。

 

『住宅ビジネスフェア2020』

『非住宅建築フェア2020』

『マンションビジネス総合展2020』(初開催)

日時:2020年9月24日(木) 9月25日(金) 9:00~17:00

会場:東京ビッグサイト 南展示場

 

また上記とは別日程でオンラインの展示会もあります。

日程:2020年10月8日(木) 10月9日(金)

 

詳細は下記URLをご覧ください。

https://housing-biz.jp/

木造大開口・大空間 「ギャングネイルトラス編」

今回は1つ事例を紹介させていただきます。

 

 

・用途 整備工場

・工法 ツーバイフォー(パネル+ギャングネイルトラス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この物件は、工場ということで大型の搬入物が入るように

11mの搬入口開口幅を必要としていました。

また、機械配置の関係で内部に柱を立てることが難しいという

課題を抱えていました。

さらに、平屋ですが天井高は2階建と同様5.4mを必要としました。

 

 

 

 

この課題を解決するために今回はギャングネイルトラスを採用。

屋根小屋一体型のギャングネイルトラスを全面に使用することで、

柱を1本も立てることなく最大スパン13.5mも実現!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S造に比べ重量が飛躍的に軽くなり、工期を大幅に短縮することができました。

また、構造計算を行い耐力壁位置を特定することで

搬入口開口幅11mも確保することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようにS造に比べ、建築コストだけでなく

工期短縮ができることも魅力です。

S造・RC造で非住宅建築を予定していて、

コスト・工期でお悩みであれば、

是非一度木造でもご検討してみませんか!

 

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

 

 

ボルトラス 事例集

前回紹介した「ボルトラス」の事例を紹介させていただきます。

 

〇オープンガーデン

用途:集会所

規模:84.16坪

建築地:東京都小平市

スパン:10920mm

 

外観は、屋根形状が変則的な形状となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内装は、ボルトラスを使うことで、開放的な空間になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇作業所

用途:作業所

規模:67.69坪

建築地:長野県長野市

スパン:11830mm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業所のような大きなスパンにもボルトラスを用いることで対応できます。

 

 

ボルトラス正面

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇デイサービス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだけスパンを飛ばしているにもかかわらず

どこか温かみを感じるのは

やはり木造の良さだと思います。

 

 

中大規模建築に木造を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック 市場開発部 木構造チーム

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目3番2号

TEL:(03)5408-5055

FAX:(03)3433-1390