ウッドショックでバタバタしている中、
8月3日の木材新聞にこんな記事が掲載されていました。
「合板ショック」台頭
ウッドショックと並行して合板の市況も厳しい状況ではありましたが、
7月に入り、着工予定の物件に影響が出ているという声も聞こえてくるようになりました。
なぜ合板ショックと呼ばれる状況となったのでしょうか?
以下、3点が主な要因となっております。
1.ウッドショックが起こり、合板への仮需の引き合いが強まった
2.ウッドショックにより、原木丸太が品薄となった
3.7月のプレカット工場の木材在庫が想定より余裕があり、合板への追加需要が高まった
輸入合板も厳しい状況であり、
インドネシア・マレーシアは、コロナ感染における活動制限を発令したことと
原木不足により工場の生産量が減少しました。
またアメリカの住宅着工数が増加しているため、
それにともないアメリカ向けの輸入が好調となっています。
国内の工場は、8月に夏季休暇に入る為、生産量が30%程落ちることが予想されます。
木材・合板共に厳しい状況ではありますが、乗り越えていきましょう。
お困りごとやご相談がありましたら、お気軽にお問合せください。
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